バーチャルyoutuberの活躍を見て自分も3D作って動かしたい!ってなった人の話
明けましておめでとうございます。mayoです。初投稿です。
突然ですが、最近とても賑わっているバーチャルyoutuberいいですよね・・・
色々すっ飛ばしますけど彼らの活躍ぶりを見ていて、こうは思わなかったでしょうか?
「俺・私もやってみてぇ」
と、僕は思いました。
一応言っておくと僕のやりたいのyoutuberの方ではなくて、VRで自身がキャラクターになるほうです!
某のじゃろりおじさんの動画を見ているとこんなような発言をしてました。
「狐耳(けも耳だったかな?)美少女になりたかったんですよ~」
それを叶えて楽しそうにしているのじゃおじを見て、自分もキャラクターになりたい!
って思うようになりました・・・
じゃあ、早速取り掛かるか!って気持ちになったので行動を開始。
まずは何が必要か考えてみました。
・なりたいキャラクターの3Dモデル
・ちょっとしたunityの知識 ←僕は今ここ
・VRChatに関する知識
簡単に挙げるとこんな感じでしょうかね。兎にも角にも3Dモデルだ!
という気持ちになったので早速はじめてのモデル制作に取り組んでみることにしました。
※ちなみ
この記事では3Dモデルの詳細な制作手順は説明していません。
どんなものを利用・参考にして制作したか、などを紹介しています。
あと3D描画に強いPCを用意することをおすすめします。 (ないと苦行を極める)
VRChat自体はGTX1070くらいであれば良い感じに動作するみたいです。
GTX1060~1080が推奨のようですね~そこら辺のことは調査中。
3Dモデルを制作するために用意したソフトは「blender」です。
理由としては無料である、リファレンスが豊富(重要)だったからです!
わからないことは調べる!これが一番早いと思います。
あとは本も一冊買いました、こちらです。
Blender標準テクニック ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG
- 作者: 友
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
こちらの本は表紙の可愛い女の子を作成するための手順が丸々載っているものになります。
今回、自分の場合は自身の創作キャラクターの「根暗ちゃん」を作りたかったので都度読み替える形で、人型を作るにはどういう手順、どういうことが必要か、という視点で参考にしました。とても役に立ちました、ありがとうございました。
blenderは操作が難しいです、同じショートカットキーでもモードによって動作が変わるので、混乱して訳がわからなくなりモデルに変なことしちゃった・・・なんてならないようにバックアップなどを用意しつつ行うといいですよ。
操作に関することは以下を参考にしました。
モデル作成の大雑把な手順はこんな感じでした。
1.下絵を用意(正面と横向き 今回自分は正面絵のみで行いました)
2.下絵に沿ってメッシュオブジェクトを作成(ミラーモディファイドが大活躍)
3.それを立体化していきます
Eキーなどで面の押し出しを行ったりするとようやく立体感が
4.髪の毛を作成
髪の毛の制作に関しては様々あるみたいですが、自分は参考書ではなく、こちらを参考に作成しました。
(↑イナイレにこんな人いたような・・・)
ここまで出来た時点でやばい・・・かわいい・・・なったのでかなりテンションが上がり年末年始でしたが、作業ばっかりしていました。
5.身体の作成
欠損趣味のある人は二度おいしいかもしれませんね・・・
へそっ!へそだよ!
手足まで作ってようやく完成!
とは行かず、ここからは服の作成になります。
自分の場合は根暗ちゃんはスカートとかではなく、Tシャツにスウェットという格好を着せたかったので、手足を除く身体を複製→厚み付けからマテリアルで色付けをしただけで服を作ることができました。
凝った衣装を作る方は上に載せた参考書やネットの情報を頼りにするといいです。
髪や服の揺れなんかはクロスシミュレーションがいいみたいです。
ここで僕はひとつ後悔をします・・・
それは制作前の下調べの際に、ゲーム上で動かすモデルは三角形で構成したものを用意しろ、という情報でした。
基本的にゲーム動作時に四角形は三角形に分割、再構成(?)され処理を行うのが普通らしく、高速・低処理にするにははじめから三角形にしとけ、ということでした。
これ自体に間違いはないと思うのですが、僕はなぜか製作段階で片っ端から四角形をどんどん三角形に変換していった結果、作業のし辛さ・微調整の難しさに繋がり、かなり無駄な時間を費やしました。
なので、基本的には四角形で所々三角形が混じるくらいの感じで作成し、ゲームで使うとなった時に三角形に変換を行い、調整したものを別名で保存すべきだったと後悔しました。(アホ)
おかげでUV展開をしてもテクスチャの作成が不可能なレベルの奇形になってしまったのでした・・・次からは気を付けます・・・
服も出来たし、今度こそ完成だー!!!動かすぞー!!!
とは行かず、ここからもうひと踏ん張りです・・・
これ以上なにを?と思うかもしれませんが、ボーンとウェイト設定をしていかなければなりません。
ボーンはなんとなくわかるけどウェイトって何?
ざっくり言うとある箇所のボーンが動いたときメッシュ(オブジェクト)はどれくらい影響(動くか)するかを決めるという機能です。
ここの設定がまた難しくてちょっと慣れが必要です・・・
ウェイト機能のイメージは以下のリンク先が掴みやすいと思います。
Blender入門#35:キャラクターアニメーション2(ウェイトペイント) – CGrad Project
ボーン→ウェイトの順ですのでまずはボーンから。
ひたすら参考にしたものを貼っていきますので、頑張って作ってください!(無責任)
ちなみに自分は指などを動かすつもりは無かったので、かなり簡略化したボーンで構成してみました。
バーチャルyoutuberの皆さんを見ていても指の制御はかなり難しいようなので、今回は切り捨てました。(動かない手をぶんぶんしてるのも可愛いよね)
※追記 2018/1/7
VRChat用にするためには肩や腹部は最低でも2等分程度する必要がありました
二度手間にならぬVRChatに必要なボーンを調べた上で作成してください!
後々、unityで簡単にモーションさせてみた動画も載せますが、簡略していてもちゃんと動くので、細かいことを気にしない人は楽な方法で精神衛生にいい方法を採るのも手ですよ。
ボーンもX軸ミラーで作成していくのですが、各部きちんと名前を付けていくことを忘れずに行ってください・・・ウェイト作業で楽をしたいのであれば・・・
ボーン入れたし動かすか!→動かねぇ!なんで!?
ウェイトが設定されていないからです。
ボーンだけではその個所を動かしたときにメッシュがどれだけ動くかはまだモデル的には定義されていないので動くはずがないのです!
ということでメッシュオブジェクトを選択し、オブジェクトモードでCtrl+Tabを押してウェイトペイントモードで詳細に設定していきましょう。
上記のウェイト参考ぺージを見ながらトライ&エラーでいい感じになるまで頑張ります。
AutoIKという機能をONにしておくといいですよ。(唐突)
良い感じに設定できると例えばポーズモードで手を選択した状態で動かすと腕や肩付近がボーンに綺麗に追従するようになります。
こんな感じにできたらようやく!モデルとしては完成です!
お疲れさまでした!!!
ちなみにここまで調べたり、作るのに12/26~1/2くらいの期間で出来ました。
正月ムードガン無視の2018年のスタートです!いえい!(ガキ使は見たよ)
長くなってしまったのでここで一旦区切ろうと思います。
次の記事ではモデルが出来た嬉しさからunityで動かしてみようってなった編です。
ではまた。